【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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526: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/16(火) 22:02:14.98 ID:hcbXZnOQo

陽乃「ぅ……っ……」

眠るというよりは、意識の消失に近い眠気

だんだんと瞼が降りていく中に

ふと、どこからともなく人型の何かが映りこむ

九尾「主様、眠るのかや?」

陽乃「ぁ……っ」

九尾「ふむ……」

気を失う前に聞いた女性の声とは違って

良く聞いた声

これは、九尾の声だ

九尾「妾と違って、かの神は容赦がないのう」

頬に、大きな手が触れる

優しい手だ

冷たくない、人肌の温かみを感じる手

九尾「しばし休むとよい」

陽乃「っ……」

九尾の指が口元を拭う

鼻の部分にもその細長い指先が走って

血の味とにおいが消えていく


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