【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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625: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/21(日) 20:56:15.50 ID:da4fqDl/o
陽乃「すみません、私のせいで」
「いや、それを言うなら私たちのせいでもあるだろう?」
陽乃「いえ……諏訪遠征は昨日の件がなくても元々計画していたので」
その時点ですでに、2人はついてくる気だった
昨日の件があって断固とした意志になったのだとしても、
無かったとしても、2人は同じくらいに強情だったと思う。
それはやっぱり、陽乃のせいだ
陽乃「私が諏訪に行くことを教えなければ良かったんです」
「それは、ダメだと思うわ」
「2人が知らなければ君一人だった。と言うことなら、それこそ許しがたいことだと思うよ」
母親も、父親も
2人そろって厳しい表情を見せる
「娘を贔屓するわけではないが、杏一人とっても君に恩を感じているんだ。なのに、人知れず出ていくのは恐ろしい」
三年前に救われたっきりで
それ以降、顔を合わせるどころか名前も聞かない
そんな疎遠な状態であったならいざ知らず
同じ寄宿舎で生活し、顔を合わせたりしていたのなら、
やっぱり、何も言わずに姿を消して欲しくはないはずだ
「なにより、たとえ君が何も言わずに諏訪へと旅立つのだとしても、きっと誰かが気付いていただろう」
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