【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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694: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/24(水) 20:46:28.54 ID:jDukJghDo
陽乃「ふぅ……っ……」
陽乃が自覚している本気としては、二通りある。
一つは、九尾の力を用いた身体強化を最大限まで行うこと。
血の一滴、取り込む酸素、髪の先から爪の先まで。
久遠陽乃と言う人間を形成するすべてに力を流し込んでいく戦い方だ
それをすると外側だけでなく内側にまで力が巡る為、かなりの力を得られる
けれど、吐血は免れないし意識の混濁や消失が起こる。
もう一つが九尾ではない力、伊邪那美命の御力を借り受けること。
ただ、これに関しては未知数としか言いようがない。
九尾ですら抗うことのできない強力な死の力
間違いなく九尾より強いが、それがどのような効果を発揮するのかは分からない。
ただ姿を見せているだけで吐血し、瞬く間に気を失うほどの負荷がかかる力だ
その力を持って戦うなら、死の覚悟は必須
陽乃「はぁ……」
それは出来ない
それをするのは今ここではない
であれば、確実に生き延びるための戦い方を選ぶ。
九尾の力を身に纏い、ゆっくりと握り拳を作る
陽乃「ふぅ……っ、げほっ……」
喉は痛むが、血は吐いていない
まだ平気だ。何も問題ない
視界も良好、霞んでいない
足元を確かめて、バーテックスを見上げた
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