【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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695: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/24(水) 20:55:22.96 ID:jDukJghDo
白餅と言いかえたバーテックスの軍勢は、
空から落ちてくる球子ではなく、眼下に見える陽乃の方を向いている。
一匹残らず陽乃へと向き、しかしながらむやみやたらと突撃してくることもない。
まるで、陽乃が触れてはならない天敵であると学習しているかのように。
陽乃「っ……」
割れたアスファルトを踏みしめて、摺り足気味に下がっていく右足に力を籠める
踵が低く上がり、つま先に力が上乗せされていく
強く、強く
陽乃「はぁー……」
敵を前にしてもなお、冷静に。
穏やかに、強く
陽乃は5分と言ったが、九尾は3つと言った。
猶予はたったの3分間
残った敵は目視が正確なら21
1分で7体叩ければ、確かに3分で終えることが出来る
陽乃「時間がないの……来てくれないのなら、こっちから行かせて貰うわ」
地面を抉るように蹴りだして、すぐそばのビルの側面を足場にさらに高く飛び上がる
数秒前まで見上げていた白い巨躯を見下ろすこともなく、体をひねって――
陽乃「ふっ!」
バーテックスの身体に踵を叩きこむ。
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