【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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715: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/25(木) 20:54:48.17 ID:M/BybS93o

球子「そういえば、若葉からどんなふうに話を聞いてるんだ?」

歌野「近々、四国の勇者がそっちに行くと思うから、受け入れてやって欲しいって言われたわ」

歌野はなぜだか困った様子で、水都を一瞥する

球子「何か問題があったのか? 来たらダメだったとか」

水都「えっと……そう言うわけじゃないんですけど」

水都も少し困惑した様子で、

小さくため息をつくと姿勢を正して……視線だけは下向きだった

水都「その連絡が今日の定時連絡で来たばかりだったので、数日後かと思ったんです」

歌野「今日出発だから、5日くらいかかるかもって話だったのに当日中でしょ? もう、何が何やら」

球子「あぁ……」

杏「それはそうですよね……」

その最速到達の理由は、陽乃の九尾だ

瀬戸大橋方面から結界外に出て分かったことだが、

まず車での移動は無理だ

飛行機などでなければ、道中で動けなくなる。

仮に飛行機があっても、軍用のなにがしかでもなければバーテックスに撃墜されかねない

つまり、1日2日で到達するには勇者であっても不眠不休でなければならない

それを、陽乃達は半日で踏破したのだから驚くのも無理はなかった。

杏「それも、久遠さんのおかげなんです。力の一つを使って、ここまで運んでくれました」

歌野「それなら――」

杏「いえ、数人しか運べないと思います。さすがに数十人一度は……」

歌野の言葉を遮って、杏は首を振る

九尾に全員を一度に運んでもらうのは不可能だ


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