【安価】続・ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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392: ◆WEXKq961xY[saga]
2021/01/17(日) 18:05:24.05 ID:7qmGuAPd0
…

「着いたぞ」

「おお、もう完成したんだな…」

 シェンウェンの舟に乗って川を下ると、綺羅びやかな寺院が現れた。尖った屋根の形などはタルスムの宮殿に似ている気もするが、金の装飾がふんだんに使われていて、とても派手だ。
 舟を降りて歩くと、入り口で直立していたアチェが、はっとアスラの方を向いた。

「! 貴様…また来たか」

「ああ、来たよ。ブロイはこの中かな」

 ところが、アチェは寺院に入ろうとするアスラの前に立ち塞がった。

「姫様に会わせるわけにはいかん! 何故なら…」

「…あら、勇者アスラ」

 色めき立つアチェの背後から、チュイがやって来た。彼女は流れるようにアチェの肩を掴み、くるりと自分の方を向かせると、問答無用でバナナを彼女の口に突っ込んだ。

「おごっ!?」

「さあ、お入りになって。姫様も会いたがっておいででしたよ」

…

「…初めてです。子を授かるのは」

「! 身籠ったんだ」

 辛酸っぱいスープを口に運ぶと、ブロイは小さく頷いた。その顔には不安が浮かんでいるが、微かに頬が赤く染まっていた。

「陛下…ブロイ様のお父上も、たいそうお喜びでした」

「ですが…間もなくわたくしは、ここを離れなければなりません」

「出産は、祖国でってことだろ? ユィーキもそうだった」

「ええ、そうですが…」

 ブロイは、目を伏せた。



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動


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