【安価】続・ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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802: ◆WEXKq961xY[saga]
2021/02/13(土) 21:02:57.48 ID:DI5vCE9G0


 山盛りの料理に舌鼓を打つ。量もだが、見た目も派手で、初めてオリエズマ北岸を訪れたときのような、鳥の丸焼きや豚の丸焼きのようなものが、あの時とすら比べ物にならないほどに並んでいた。味付けも、あっさりしたものからツクヨミの好む辛いものまで揃っている。
 食べながらアスラは、隣に座る皇帝のことを気にしていた。彼は、じっと料理の山を眺めたり、時折参加者たちを見回している。しかし、彼の前の料理が減っていない。

「食べられないのですか?」

「…何?」

 数拍置いて、くるりとアスラを見る皇帝。慌ててユィーキが口を挟んだ。

「体調が優れませんか、父上?」

「うん? …あ、ああ」

 彼は目を細め、口をもごもごさせながら言った。

「…考え事をしておった。客人を前に、無礼であったか」

「あっ、いえ、その…美味しい料理なので、つい」

 取り繕うようにアスラが言い訳すると、皇帝はしわしわの口元をにっと張った。

「それは何より」



 数時間後、ランファンが立ち上がり手を叩いた。

「皆様、お楽しみと思います。ここで、本日の客人、勇者アスラの武勇伝を劇にしてお届けしたいと思います」

 宴会場の一面に、建物を模った張りぼてが運ばれてくる。やがて綺羅びやかな衣装に身を包んだ役者たちが入ってきて、演劇が始まった。
 内容は、かつて後宮の劇場で見た、魔王とアスラの戦いであった。



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動


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