【安価】続・ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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813: ◆WEXKq961xY[saga]
2021/02/14(日) 09:47:04.31 ID:/vUNN2h90
「何故、わざわざおれに言う?」

 アスラは首を傾げた。皇太子は一瞬口ごもったが、やがて絞り出すように問うた。

「…父上の跡を継ぐのは、誰だ? 言ってみろ」

「皇太子殿下でしょう?」

「…分かっておるなら良い」

 それだけ言うと、彼は自分の席に戻っていった。
 椅子に座り直すと、皇帝は沈んだ声で言った。

「あれを許せよ。とかく小心者でかなわん」

「ああ、いえ…何事かと身構えましたが、気分を損ねたようでなくて何よりです」

「アスラ様、いかがですか。お似合いでしょう?」

 真っ赤なドレスを纏ったフェイグゥがやって来た。大きく開いた胸元が、大胆だ。

「ああ。…久しぶりだ。大きくなったな」

「貴方様も、一層逞しく、麗しくなられましたわ」

 肩に手を置き、囁く。

「いかがですか、今夜、久しぶりに」

「アスラよ、これも美味いぞ」

 ユィーキが皿を指し、わざとらしく声を張り上げた。フェイグゥは一瞬、この叔母をぎろりと睨んだが、すぐに笑みを取り戻して戻っていった。
 皇帝が、思い出したように言う。

「そうだ。汝の馬のことを、ランファンから聞いておった」

「ジオのことですね」

「然り。明日にでも、一目見てみたいものだ」

「勿論です」

 アスラは頷いた。
 それからは、特に問題なく宴は終わった。会場を出て、ふと窓から差し込む光に気付く。外は、もう夜明けであった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?


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