【安価】続・ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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831: ◆WEXKq961xY[saga]
2021/02/14(日) 19:32:57.50 ID:/vUNN2h90


 初日も通った広い街道を、綺羅びやか装飾の馬車が6台、護衛の騎馬に守られてゆっくりと進む。先頭には皇太子を始め男の皇族。次にランファンはじめ後宮にいたことのある皇女たち。次にアスラとユィーキ母娘。次にその他の、女の皇族。最後に、一番大きな馬車に皇帝。他の馬車に壁がなく、皇族たちの姿が見えるのに反して、皇帝の馬車だけは四方を黄色い壁に囲まれていて、窓も硬く閉ざされている。
 皇族たちの行列を、人々は沿道に集まって見ている。手を振ったり、手を合わせたりしているが、やはり一番の興味の対象はアスラのようで、一人だけ金髪のクリストラ人の姿を認めると、ひそひそ話し合ったり、女たちは黄色い歓声を上げたりしていた。

「これから、丘の上の陵墓へ行く」

 隣に座るユィーキが、説明した。

「歴代の皇帝を祀っている。そこへ、挨拶に行くのだ」



 古めかしい霊廟の前には、酒や饅頭、それに花などがずらりと供えられている。その前に並んで、皇族たちが祈りを捧げている。アスラも、見様見真似で祈りを捧げる。
 一人の従者が、大きな額を持ってきた。それを、供え物の真ん中に置く。よく見るとそれは、皇帝と謁見した時、アスラが詠んだ詩であった。

「この善き日に感謝を。オリエズマ王朝と勇者の、末永き友好を願います」

 ランファンが締めくくると、一同は華禁への帰路についた。


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