【安価】続・ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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921: ◆WEXKq961xY[saga]
2021/02/19(金) 20:01:06.10 ID:2afipm9W0


「…!」

 気が付くと、アスラはオリエズマ島国風の、畳張りの部屋にいた。部屋の真ん中には、布団の張られた四角いちゃぶ台があって、その上には柑橘の盛られた籠が鎮座している。
 布団に足を入れてちゃぶ台を囲んでいるのは、エリスアルネス、ウラナエアルス、そしてシーヴァ。

「…?」

 首をひねっていると、エリスが空いているちゃぶ台の一面を叩いて言った。

「アスラ、いらっしゃい」

「…あ、ああ」

 言われるままに、布団に足を入れて座る。中はとても暖かい。
 エリスが、みかんを差し出して言った。

「お疲れ様。あなたは死んだわ」

「死んだ? …いや、こうして」

「人の殻を捨て、我らの領域に至ったのだ」

 みかんを剥きながら言うウラナエアルスに、アスラは今更のように驚いた。

「魔王が、何でこんなとこでくつろいでるんだ? それに…父さん…?」

「ああ」

 シーヴァが、気まずそうに顔を上げる。彼は申し訳無さそうに言った。

「心配をかけて済まなかったな。ウラノと再会してからは、おれはここにいた」

「あなたの子を身籠ってからは、わたしもいたわ。…これで、一家が揃ったわ」

「一家って…おれは魔王の子じゃないし、エリスの子は一体…」

「あなたも、ウラナエアルスの子よ。厳密には、ウラナエアルスが捨てた人の殻の子。あなたはシーヴァの体を受け継いで、わたしはシーヴァの魂を受け継いで生まれた。そして、わたしたちの子はシーヴァとなって、ここにいる」

「…?」

 訳がわからない。しかし、深く考えるのが無意味だということも、何故だか理解できる。
 アスラは諦めて、みかんを剥き始めた。

「ということで」

 エリスはおもむろにリモコンを手に取ると、ブラウン管の電源を入れた。そこに映るのは、幼い日のアスラ。

「思い出ビデオの鑑賞会としましょうか。…恥ずかしいでしょ。わたしも、ここに来てから数年間は同じことをやらされたわ」

「気休め程度だが、過去に通らなかった道を見ることもできる。お前の見たいところを見ていくとしようか」



安価下1〜3でコンマ最大 見たいシチュエーション


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