【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです R-18の3巡目
1- 20
795: ◆25Q6KInx4xut[sage saga]
2021/11/23(火) 14:06:20.94 ID:V9HzL2yj0
荒野に辿り着いたハルクは、心配そうに博士の手を握るフランを遠ざけると、漆黒の全身鎧と大剣を装備しているヘルトと15メートルほどの距離を空けて対峙した

ブラム「ヘルト。お前の負け筋があるとすればただ1つだ」
ヘルト「ほう。聞こうか」
ブラム「人影魔剣。相手の影に触れることで影を奪い、剣に形を変える固有魔法だ。一見するとそれだけだが、内実は凶悪極まりない。奪った影の剣はその影の持ち主に対して絶対の力を発揮する。攻撃も守備も無効化して斬り裂く。まさしく魔剣と呼べるだろう」
ヘルト「なるほどなるほど。ようするに初見殺しだな」
ブラム「その通りだ。いつも通りやればいい」

ハルクは自らの影に触れて人影魔剣を生成すると、それを構え、すり足でじりじりと間合いを詰めていく

ハルク(奴の背丈から考えて、影を伸ばせる距離はおそらく8メートル前後。8メートル先から奴の影を伸ばして触れればいい)

じりじりと、8メートル先まで距離を詰める。

ハルク(よし、いけ……る……)

ヘルトの影がハルクに向かって伸びるのと同時に。ヘルトはしゃがんで地を蹴った。顔がすでに目前まで迫って来ている。

ハルク(なっ…!? 速すぎる!?)

ヘルトが振った大剣をとっさに自らの人影魔剣で受け止めたが、両腕からは嫌な音が鳴り、なすすべもなく小さな体躯は吹き飛ばされ荒野に何度も身体を叩きつけられた。両腕はあらぬ方向を向き、身体のあちこちから出血している少年は。痛みと、圧倒的な力の差に…震えた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/308.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice