【安価・コンマ】Dランク神獣「Sランクまでつき進む」(その2)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2021/07/19(月) 09:35:02.14 ID:NmU20WFb0
ウォルフ「..................」
『.....................』
ウォルフ「..................」
『...............きゅんっ♡』
ウォルフ「え?」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!
ウォルフ「え、え、え、え!?」
???『か、かわいいなにこれ〜♡ ふわふわしてるぅ♡ あーふんすふんすふんすふんす♡』
ウォルフ「ちょっと、まって、うわぁおなかすわないでぇ」
その生物は地面から隆起するように起き上がってくると、前脚でウォルフの身体を押さえつけて顔を押し付け、力強い深呼吸をした。
???『んぁーいいにおい........♡ ふんはふんはふんはふんは♡』
ウォルフ「やめてぇ、ん、んぐぅぅぅぅぅ........!」
よく見てみると、それは4本足のトカゲのような生物だった。
背面はゴツゴツとした岩のようなものに覆われているが、前面はつるつるとした鱗となっている。
仮に呼ぶとするならば、地の龍、地龍であろう。
ウォルフは地龍の拘束を抜け出そうと力の限り暴れたが、圧倒的な力で押さえつけられているため1ミリも動けない。
しかし圧迫されて苦しいわけでもないため、疲れたウォルフはされるがままとなった。
ウォルフ「うー............」
地龍『んん〜〜〜〜♡♡♡ ............あれ、そういえばキミしゃべれるの?』
ウォルフ「......そうだけど?」
地龍『嬉しい! しゃべれるなんて! 意思疎通できる子と出会えたのは初めてだなぁ〜。ねぇねぇキミ、ワタシの物になってよ! 寂しかったしぃ、お話できる相手ができて嬉しいな〜♡ あー、やわらかぁい♡』
ウォルフ「え、まって。ぼくまだ「うん」っていってな........」
地龍『これからはぁ、ずっと一緒にいようね〜♡ 大丈夫、ご飯はワタシがとってあげるから! ほら、どうぞ!』
地龍はそう言いながら前脚を地面に突っ込むと、大きいタケノコを容易く取り出した。
ボゴォッ!
ウォルフ「...........つ、つよいね.......」
地龍『そうかなー、えへへ〜♡ 今まで1人で心細かったよね? 怖かったよね? これからはワタシが護ってあげる。ご飯もとってあげる。キミを傷つけるような奴はみーんな薙ぎ払うから! ずぅ〜っと一緒にいようね?』
ウォルフ「あ、いや.......みんなが、いるんだけど.......」
地龍『じゃあじゃあ、まずは添い寝しよ! 大丈夫、息は出来るようにするから! 背中に呼吸孔がついていないのは不便だね〜』
ウォルフ「はなしをきいてぇ〜.........」
興奮でウォルフの言葉が全く耳に入っていないのか、そのまま地龍はずぶずぶと地面の中に沈んで行ってしまった。
沈んで行くのが止まったころにはウォルフの首から下は完全に土の中に埋まってしまい、指先さえ動かせないようになってしまった。
ウォルフ「んー、ん−! ........うごけない........」
地龍『苦しくないでしょ?』
ウォルフ「そうだけどぉ.........」
地龍『ここの地面の中、結構いいよ〜。寝ているだけで目の前にご飯が育ってくれるし。もう10日ぐらいここでのんびりしてるなぁ.........」
ウォルフ「めんどくさがりやなのかな......?」
地龍『いやぁ、全然? でも同じ時間を過ごすなら、楽したほうがいいじゃなーい?』
ウォルフ「そうかなー......」
地龍『じゃあ寝よう寝よう! ふぁぁぁあぁぁ.......変な時間に起こされちゃったからまだ眠いやぁ........おやすみぃ..........』
ウォルフ「あ、まって、だして! おねがい! ねないで!」
.........ぐー.........
ウォルフ「.........うぁぁ......ねちゃったよぉ......」
ウォルフは一度脱出を試みてもがいてみたが、抱きしめられているのと土の圧力とで全然出ることは出来ない。
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