【安価・コンマ】Dランク神獣「Sランクまでつき進む」(その2)
1- 20
335: ◆lFOXrxX/4g[saga]
2021/07/19(月) 09:38:56.78 ID:NmU20WFb0
ウォルフ「..........どうしようかなー。キュウビよぼうかなー.........」

地龍自体には悪意はないようだし、キュウビを呼んで実力行使に移るのもどうかな......
そうウォルフが思っていた次の瞬間、竹藪の中から本人がラ○ダーキックの体勢でふっ飛んできた。

キュウビ『ウォルフーーーッ!!!』

ガコォンッ!

地龍『いたっ』

ウォルフ「あ、キュウビ!」

しかしそのキュウビの渾身の蹴りも鎧のような鱗を持つ地龍にとっては少し痛い程度だったらしく、ゆっくりと地面から隆起すると首から下が埋まっているウォルフを守るように背にしてキュウビと対峙した。

地龍『痛いなぁ.........なにするのぉ?』

キュウビ『............なにっ.......!?』

キュウビはダメージを受けた様子のない地龍に驚いたように一歩あとずさりし、ウォルフを見た。

キュウビ『........まさかウォルフを喰おうとしておったのかの?』

地龍『えーそんなひどい事しないよー! ただ一緒に添い寝しようとしていただけだよー! そんなことよりアナタもこの子にひどい事しようとしているでしょ! この子はワタシの物なんだから! ワタシが護るんだから!』

キュウビ『ふん、勘違いも甚だしい。ウォルフはわらわ達の仲間じゃ。そちらこそ無理やりウォルフを生首にしおって、嫌がっておろうに』

ウォルフ「ねえキュウビ、なまくびていうのはやめてくれる?」

地龍『えーひどいひどいひどーい! 知らないよそんな事! 仲間なんて知らない! 嫌がってないもん、この子.....えーっと、うるふクンだってワタシと一緒にいたいって言っていたんだもん! ワタシの物なのーっ! あっち行って〜!』

ウォルフ「いっしょにいたいなんていってないよ......あとウォルフね」

キュウビ『戯言も大概にしろよ小娘が。ウォルフは解放させてもらうぞ』

クイ、とキュウビがアゴを動かすと、地面に埋まっていたウォルフが引っこ抜かれて素早くキュウビの隣まで運ばれた。

キュウビ『おうおうウォルフよ、こんなに土まみれにされて可哀想に』

キュウビはそういいながら神通力のドライヤーとクシでウォルフの毛並みを綺麗に整える。

ウォルフ「ありがとうキュウビ〜!」

地龍『ちょ、ちょっと! まってよ! ひどい! ワタシのうるふクンがぁっ! 返して、ねぇ返してよ!』

キュウビ『ウォルフはわらわ達の仲間ではあるが、わらわ達の物ではない。ましてやウォルフの言葉を聞きもしないお主の物でも無い。ウォルフはウォルフ以外の誰の物でもない!』

地龍『知らない知らない! ワタシが拾ったの! ワタシの物! ワタシのうるふクンを奪ったアナタが悪いのぉっ! 悪い人! 悪い人! 悪い人! 悪い人ぉっ! 悪い、人ぉおおおぉおおおぉおっ!』

ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

地龍が地を踏みしめると、彼女の周りの地層が何本もの巨大な柱のように隆起した。

ウォルフ「わぁっ!?」

キュウビ『手加減無しじゃのぉ.........ミア! 子らと一緒にもっと離れておれ!』

ミア「んにゃっ!」

ミドカ「ぴやっ!?」

クーラー「ぃええっ!?」

ピッカ「ちょこぴぃぃっ♪」

キュウビは戦闘の邪魔にならないように神通力でウォルフを後方へ投げ飛ばすと同時に、少し離れた場所に待機させていたミアへ指示を飛ばした。
キュウビがウォルフを助けに行く間キュウビから三つ子竜を預かっていたミアは、その指示通りに口、背、尾にそれぞれ一匹ずつ竜を持ち、投げ飛ばされたウォルフを追うような形でその場を撤退した。

地龍『そうやってぇ、ワタシからうるふクンを離すぅぅぅぅぅっ! いい加減にしてよぉおぉぉおおぉオォォォォオォォォォォォォォォッ!』

ギャルルルルルルルルルルルルルッ!

地龍が吠えるとその柱たちが動き出し、暴れ狂う蛇のようになりキュウビへと襲いかかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
714Res/737.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice