【安価・コンマ】Dランク神獣「Sランクまでつき進む」(その2)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2021/08/09(月) 18:42:27.01 ID:QQLNSD7k0
◆
ウォルフ「あ、みてあれ!」
キュウビ『む.......お! 果実じゃの』
ラピス『あれだけあれば結構なごはんになりますね』
ウォルフが見つけたのは、地上から5メートルほどの木に生っていたトマトのような果実だった。
キュウビがそれを神通力で採ろうと思ったら、三つ子竜がそれを止めた。
ミドカ「ぴや!」ひゅお!
クーラー「いぇ」ひえっ!
ピッカ「ちょこぴ!」ぱりっ!
キュウビ『おぬしらが採りたいのか? うーむ、しかし結構場所が高いしのぉ......』
ラピス『いいんじゃないですか? ミドカちゃん達にまかせてみても。おっこちたらキュウビさんの神通力で受け止められませんか?』
ウォルフ「がんばらせてみない?」
キュウビ『うむ.......よし、分かった』
キュウビはそういうと、神通力でクッションのような物を木の根元に展開した。
キュウビ『行ってくるがよい子らよ。任せるぞ!』
ミドカ「ぴーや!」ひゅーるるる!
クーラー「ぃいいえ」ひえひえひええええ
ピッカ「ちょこちょこちょこぴー♪」ぱっちっちっちっちっちっち
三つ子竜はまず円陣を組むと、翼をがっちと重ねて決意を固めた。
キュウビ『かわいいのぉ......』
ラピス『かわいいですねぇ......』
ウォルフ「かわいい!」
三つ子竜は円陣を解くと、木に近い位置からピッカ、ミドカ、クーラーの順で並んだ。
どうやらピッカが果実を取りに行くようだが、どうするのだろうか。
ミドカ「ぴや!」
ピッカ「ちょこちょこぴー♪」
クーラー「ぃえ」
キュウビ『お、来るぞ.......』
ピッカがぐぐ、と足のバネを縮めると、ミドカとクーラーの周りにそれぞれの属性の魔法が渦巻き始めた。
ピッカ「ちょこぴ♪」ぴょーん!
ミドカ「ぴーーーやぁ!」
ピッカが跳ぶと、まずミドカが風をピッカの翼に送り飛距離を伸ばす。
しかし、高く飛んでも木の肌には足がかりがない。
キュウビが落ちてきたピッカを受け止めようと神通力に力を入れようとした時、クーラーが身体にまとっていた冷気を木の肌へと発射した。
クーラー「ぃいえ」ひょおおっ! こきーん!
ピッカ「ちょこぴー♪」すたっ
キュウビ『おおおっ!?』
ラピス『凄いっ!』
ウォルフ「すごいすごいっ!」
冷気は薄い氷の床になり、ピッカはそれを踏み台にしてさらにもう一度跳ぶ。
そこにミドカがまた風を送り、ピッカを飛ばす。
ミドカが飛ばし、クーラーが床を作り、ピッカが跳び、ミドカが飛ばす。
それを何度か繰り返していくうちに、ピッカは無事に果実の生っている場所までたどり着く事ができた。
ピッカは木の枝の一つに乗ると、眼下にいるキュウビ達に尾を振った。
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