穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『22』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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626:名無しNIPPER[saga]
2021/08/29(日) 23:00:32.29 ID:4pgvLgm20
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▽部屋を探索していて無造作に置かれた一冊の日記らしきものを見つける、さっと流しでページを送ってみたが殆どが白紙で
 日記自体を付けるのが嫌いなのか、時間が取れないのか…最新のページを読んでみることにした





□ 吾輩はロボットである、名前はまだ無いが夢は世界征服である


□ 此間、所員達の前でロボの気持ちを理解すべくロボになった気でポエムを読んでみたが怪訝な顔をされたのは記憶に新しい

□ まったく凡骨共には吾輩の様な天才の崇高な思想は理解できんのだな



□ これを理解できるのは吾輩が唯一認める神谷理華くらいの者だろうな、尤も何故か彼女にもおかしな顔をされた気がするが…




□ 吾輩が彼女の秘匿するプロジェクトのタワー建築に協力するようになってどれだけの時間が過ぎたことか

□ ある程度、人が住む分には問題ないレベルにまで生活圏を発展させられたのだこれも吾輩と助手達のお陰と言えよう、カッカッカッカ!





□ …しかし、理華も随分と大胆な行動に出たものだ、こんな山奥の秘境と呼んでもいいような森の中に秘密裏で建造しているのだから

□ 綺羅くんの話を元に建造を始めた"すぺーすころにー"とやらは眉唾モノだがコレに希望を賭けるあたりアレも相当追い詰められているのであろう

□ ここまで決定的に動く切っ掛けはやはり検体の遊宇、であろうな…



□ タワーは階層によって人間が、そして人外の者も共存を目指せる形を…というのがコンセプトだが

□ 分の悪い賭けだ


□ 人、人造魔物娘など信頼のおける者を各地からかき集めて山奥の樹海を開拓、そこでせっせか汗水垂らして作ったこの施設も

□ 結局のところは人間優遇、魔物娘は危険性故の仕方なさ等での不遇だからな…何処かで暴動の1つ2つ起きてもおかしくなく

□ そのために殺傷能力の高い"仕掛け武装<ギミック・アーツ>"の持ち込みや防壁、人間の知識値でなければ稼働できない設備系統


□ 真の意味で理華が目指す楽園とやらは無理だろう、人が人である以上―――感情を持った知的生命体である以上ソレは不可能と呼べよう



□ 世界から脱却できるかもしれない、広大な宇宙の果てには魔物娘なぞ存在しない平穏に暮らせる新天地があるという保証もない

□ それでも現状がマズイ事自体は皆が気が付いている、このままならそう遠からん内に人類は亡ぶ

□ 人類種が滅びれば結局は喰う物も繁殖の為のつがいも失くし魔物娘も亡ぶ、どちらにとっても利などあり得んのだ




□ だが、相手はどうにもならん本能に突き動かされ衝動で生きるのだから知者が説いた所でどうこうなる話でもない、なってればとっくの昔に解決してる


□ 思うに人間というのは野生の動物と何ら変わらない生き物であるのだ…と、敵愾心や悪い意味での生存競争に対する意欲を捨て切れない


□ 世の中には無償の愛を振りまく善性の者はいる、確かに認めよう……だがそれは惑星に住む全体の何割の話だ?

□ 知性を持った生命の愚かな歴史は今日まで伝えてきた、本当に知的生命体が"賢い"生物なら最初からこうはなるまい、と


□ あの町長も、ますます妄想癖とキチガイじみた言動が酷くなったようだ

□ 生への執着と自身へ危害を加える他種族への敵愾心をより一層に尖らせる、船で逃げ出す計画とやらも全面批判最期の時まで戦えと



□ …まぁ言ってる事はわからんでもない、種の存亡を賭けた戦いだ、何もせずただ震えながら黙って殺されるのを待つか武器を取るか2択と言われれば、な



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