【ミリマスR-18】ギターを弾きに自宅に入り浸るジュリアと関係するようになる話
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18:名前の無いラブソング 17/16[sage saga]
2021/04/30(金) 00:00:20.77 ID:yJRXO27t0
 早速、貰ったCDを聞くとしよう。インストでもいい曲だったから、どうせなら大音量で聞きたい。ステレオにセットして再生すると、数秒のポーズがあった。そして、ライブで曲が始まる前みたいに、ギターをポロポロ鳴らす音がした。

『おいプロデューサー、このCDを大音量でスピーカーから鳴らそうなんて考えてないだろうな! イヤホンで聞け、イヤホンで!』

 録音前のジュリアに予想されていたらしい。ぐっさりと釘を刺されたのに焦り、一時停止していそいそとイヤホンを接続した。

『……コホン。今、一人きりだよな? そうじゃないなら別の機会に聞いてくれ。いいな?』

 オーケーだ、とつい口に出してしまった。

『あ〜、色々と、あんたに伝えたいことがあるんだ。キザなことなら何も気にせず言えるんだけどさ。こういうの直接話すのって……あたしらしくない気がして……恥ずかしいんだ。手紙にしようかとも思ったんだけど、一番あたしらしい伝え方なら、これかな、って思って』

 アコースティックギターの前奏が始まった。入れっぱなしになっていたコーヒーを手繰り寄せる。外からの音が一切入ってこないように、イヤホンに流れてくる音量を上げた。

『よし……あたしの想い、きっちり込めて歌うからさ。最後まで聴いてくれよな。あたしの……名前の無いラブソング……』

 昨晩耳にしたメロディに、歌声が乗り始めた。



 終わり


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