【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい5
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547: ◆gEU9La026k[saga]
2021/05/22(土) 22:54:11.31 ID:mO9FEmKV0
2:転移の護符を使って一気にユージーンセレスティアの元へ
――
ジーク「……この護符を使って、セレスティア姫に俺の存在を伝えに戻って欲しい」スッ…
ユージーン「おいおい……忘れたのか?」
ユージーン「姫様本人もさることながら、その傍にはペットの『ジーク』もいるんだぜ?」
ユージーン「大将もわかっているようだが、あいつの危険性はさっき倒した帝龍以上だ」
ユージーン「いくら大人しい奴とはいえ、姫様の命が下ればそんなもんなんの宛にもならないぞ」
ジーク「……」
ユージーン「それに、その護符は凄い希少品なんだろ?」
ユージーン「仮に報告するとしても、わざわざそんな急がなくてもいいんじゃないか?」
ジーク「……確かに、この護符は万が一の備えとしてカタリナから譲られたものだ」
ジーク「だが……傷薬が勿体ないからと軽傷を放置した傭兵が、結局その薬を使う前に傷口から病に侵され死ぬように」
ジーク「どんな優れた道具も、結局は生きているうちに使わなければ意味が無い」
ユージーン「……」
ジーク「……目の前に特大のケーキを置かれて、勿体ないから何日かに分けて食べようとして失敗すると言えばいいか?」
ジーク「文字通り、持ち腐れになる」
ユージーン「お、おう。その例えはどうかと思うが……」
ジーク「加えて理由はほかにもある」
ジーク「まず、さっきリュノが見せた転移の妨害。あれを今度はこちらがやられる可能性も0ではない」
ジーク「公国へ転移し奇襲する作戦も同様だ。公国が森国の技術を盗んだのであれば『結界を張られる可能性が高い』からな」
ジーク「そして……希少な護符を使ってまで急いで報告に向かったとなれば」
ジーク「少なくとも、姫の心証は良くなり……お前の処遇もよくなることだろう」
ジーク「傭兵としての信頼、迅速な報告もかかせないからな?」
ユージーン「大将……」
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