【禁書】上条「野球大会で優勝したぞ!」ドリー「3かいうらだよ」【安価】
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35: ◆y1POWXBhVp87[saga]
2021/06/12(土) 21:35:39.33 ID:JIv8oACz0
―――暗い闇にいた。

灯りなんて何もない。

あるのは、

酷く硬く冷たい床

自分以外発する事のない声と反響音

極限の空腹を辛うじて紛らわせる必要最低限の水と食料

そして精神をすり減らすには十分すぎる孤独。


ああ、それと時折様子を伺いにやってくる―――否、私を嬲りにくるオトナ。


ここに入れられてから、何日経っただろう――何週間たっただろう―――何カ月たっただろう―――――


この地獄にもようやく慣れて、カタイ床で眠れるようなったし、言葉を発さなくてもサミシクなくなったし、味気ないミズと消費期限切れのカビが生えた携帯食料もタべれるようになったし、コドクも当然と思うようになったし、なによりあのキタナイオトナのアレにすんなり入るようになった。

最初はイタかったけど、もう何もカンじない。

ハンノーしないと殴られたけど、それでも反応しなくなってからヤツはコなくなった。

どうやらアキられたらしい。むしろセイセイする。


―――ここ……数…日? 週間か、排泄もした覚えがない。


きっとたれ流しているかもしれない

おふろどころか、体も洗えてなくてもヘーキになった。ゴワゴワになった髪がキモチ悪いコトもなくなった。

能力はベンリになった。

この暗闇の中でも目が見えるようになった。夜目が効く…―――ちがう、音の響きでなんとなくシューイが分かるようになった。

かんかくが研ぎ澄まされている。


――あまりにもたいくつなので、液化幻影をだしてみた。


わたしとおなじ背格好のニンギョウ。

わたしのブンシン。

わたしテアシ。

ワタシじしん。


「ねえ、あなたは―――」






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