【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい6
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116: ◆gEU9La026k[saga]
2021/05/29(土) 23:10:20.84 ID:ln80QpV80
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「っ……ぁ……」



鉄国を救った傭兵団には、王の計らいでそれぞれに客室が用意されていた。
元より忍ぶ格好で各国の姫が揃っているのだから、当たり前といえば当たり前ではあるのだが。
それでも、表向きは傭兵という身分の者に与えられるにしては破格。
致命的な損害を被った鉄国が用意できる限界のものを惜しみなく揃えた部屋である。
当然、その寝台の寝心地も普通のものとはわけが違う。


「んっ……」


しかし、ぼんやりとした灯りがともるその部屋で、一人の少女は熱っぽい吐息を漏らしながら転がっていた。
豊かな緑髪を散らしながら転がるものだから、自分自身の身体にも絡み付いているがそれも気にしない。
いや、気にしていられないというのが正しいか。


「困り、ましたねぇ……あのキノコ、媚薬の効果まであるんですかぁ……?」


誰に言うでもなく独りごちる。
眠たげな目とは裏腹に、とても眠れそうにないというのが彼女の導き出した結論。
身体をじわりと支配する疼きと熱を吐き出す様に、言葉と共に息は漏れ続けた。


「身体に、変化……人それぞれにしても、どうして私、だけぇ……」


閉鎖的な国の姫ともなれば、部屋に籠ることも多かった。
外の世界に想いを馳せ、たとえ架空で一時のものであれども数々の蔵書は少女を望みの世界を旅させた。
面白い、つまらない。全部が当たりとは言えないが、最後まで読まなければそれもわからない。
だから、彼女は色々な本を読み勉強してきたのだ。
そう、色々と。


「んっ……流石に、他所の借りているお部屋でこんなこと、したくないのに……」


寝衣をめくりあげ、膨らみと呼ぶにはあまりにも心もとないささやかな起伏に手が伸ばされる。
はしたない、とは感じているのだろう。薄暗い部屋の中でも、少女の頬はほんのりと朱に染まっていた。
それでも、動きを止めることは無い。
色々と勉強したからこそ、落ち着く為には仕方がないことであると割り切るしかないのだ。


「ん、ふぅ……ぁ……」


揉みしだくといったことはできない。
それ故に半ば必然的に、ぷくりと主張をする桃色の先端部分だけが指先で器用に虐められる。
それなりの歳だというのに、どうして自分の身体はここまで貧相なのか?
僅かばかりの哀しみも込めて、細い指が頂に爪を立てた。




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