【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい6
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898: ◆gEU9La026k[saga]
2021/06/19(土) 22:36:38.66 ID:vwU5o80v0
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セレスティア「私は、乗馬もお掃除も苦手なのです……」ガクリ…

ジーク「そ、そうか。まあ確かに、セレスティアは落ち着いた感じだからな」

セレスティア「そんなことはありませんのよジーク様?」

セレスティア「これでもジーク様に救われてからは、やんちゃもしたものです」

セレスティア「一人でジーク様を探してあちこちに出回ったり……」

セレスティア「お勉強だけじゃなくて武術も頑張って、貴族の男の子を叩きのめしたことも」

セレスティア「あ、あと森で傷を癒しているシャリオの背に乗ったこともありますのよ?」

ジーク「あ、あれの背にか……」タラリ…

セレスティア「翼の傷が酷かったから、大空までは飛んでいませんけど……」

セレスティア「多分、今頑張ればワイバーンなら乗れそうな気もしますね」

セレスティア「……あ!? だ、大丈夫です。あくまで乗れそうなだけで実際には乗りません」アセアセ

ジーク「何故だ?」

セレスティア「……ワイバーンは公国の主力兵器ですもの。鉄国の方も森国の方も、警戒して当然です」

ジーク「確かにな。しかし『飛竜に騎乗できる』という技能を持つ者はそうはいないだろう」

ジーク「『思わぬところで役立つことがあるかもしれない』んだ。それは間違いなくセレスティアの力。誇ればいい」

セレスティア「ジーク様……」

ジーク「しかしワイバーンか……思い返しても、厄介な相手だった」

セレスティア「そういえばジーク様は、リアローズさんをお助けする為に……」

ジーク「聞いていたか。イアンがワイバーンを負傷させていなければ、俺も死んでいただろうな」

セレスティア「……っ、本当に、アネットの忠告通り……」

ジーク「アネット……ユージーンの同僚という女か」

セレスティア「ええ。ユージーンと同じくジーク様を捜索するように私が頼んでいたのです」

セレスティア「ちょっと小言が多いのですけど……」

セレスティア「……ちゃんと『私』を見てくれている数少ない人でしたの」

セレスティア「……そんな彼女がある日、自分の命を賭けてまで私を止めたことがありました」

ジーク「?」


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