【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【4頁目】
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212: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/06/18(金) 23:25:00.66 ID:NdMeXgrxo
陽乃「こんなことしている余裕があるの?」
水都「ない……かもしれません」
水都はそういいつつも、お茶を口に含む。
ゆったりとした所作は、
余裕がないという言葉とはかけ離れていて、
とても、落ち着き払っていた。
水都「でも、焦っても仕方がないんです。もう一度お話させてほしいって集会の依頼は出したので、出欠席の確認が取れてからどうにかしたいと思ってます」
陽乃「説得の言葉も考えているように見えないけど」
水都「……ここまで頑張ったから、最期まで諦めないべきだから、希望はあるから、うたのん達が抱え込んじゃうから。
もう、言えることは言いつくしたかなとは、思ってたりもするんです」
ここまで頑張ったのに諦めるのなんてもったいない。
確かにそう。だけど、それが周りを危険にさらすなら……と、身を引かれたのだろう。
希望があるのだって、それに縋った結果、
その希望さえも奪う結果になってしまうかもしれない。
陽乃「だから、こんなところでお茶を啜ってるのね」
水都「これは、陽乃さんとお茶がしたかっただけです」
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