【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【4頁目】
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94: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/06/10(木) 22:21:08.87 ID:yRpJCu7to
「貴女は命を懸けてくれる」
陽乃「……自分のためです」
「そうね。でも、それが結局は私達のためになるんでしょう?」
会話をしたこともない人がいる
顔を合わせたことがない人もいる
もちろん、名前も知らず、性別さえも知らず
そんな何一つ知らない人のことですら
目の前でその命が奪われかねないとなったら、救おうとしてしまうだろうから。
「普通には歩けない人がいるの。長くは歩けない人もいるの。そんな人たちを連れてはいけないでしょう?」
陽乃「そうですね」
「……嘘ばっかり」
女性は、ほほ笑む
陽乃がそうではないと確信しているかのように。
「"いきたい"と言ったら、絶対に見捨てられない顔をしていたのよ?」
陽乃「気のせいです。私はそんな、立派な勇者ではありません」
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