【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【4頁目】
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951: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/08/29(日) 22:43:28.12 ID:n1rniW2Yo

陽乃「何? 不安でもあるの?」

「あ、いえ。そういうわけではないんです」

少女ははっとして身振り手振りを交えながら否定する。

今までは結界の中だったが、それでもバーテックスの襲撃が行われていた。

今は結界の中ではないという違いこそあれ、

常に襲撃の不安があることは以前と変わりがない。

むしろ、勇者が1人から2人になった文、多少の安心感が生まれてさえいる。

「ただ、その、勇者様はまだ子供だから」

陽乃「貴女だって、そう変わりないじゃない」

「そうですね。けど、私はこう見えても高校3年生ですよ。勇者様は、聞いたところ中学生だって言うじゃないですか」

少女……女子高生は、

ふっと、寂しげな笑みを浮かべて、手元へと視線を落とす。

手首には、修繕の痕跡があるミサンガが見えた。

「私にとっては、子供……というか、妹みたいなものなので」


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