【BLACK SOULS】アリス「あなたと過ごすなんでもない日々」
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262: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2021/07/26(月) 19:14:19.72 ID:T1qj1eSg0
【男の飲み会】

ヴァーナイ(こうして日銭を稼ぎ、生活しているとふと考えてしまう。俺は今なんのために生きているのだろうと)

ヴァーナイ(親父が罪を犯してから、幾年月が過ぎただろうか。彼も彼女も罪を赦してくれた。だが親父は贖罪として蘇ることを拒否した)

ヴァーナイ(俺は、再びこの世界に舞い戻って来た。親父の代わりにというわけではないが少なくとも世話になった人たちに恩を返すため)

ヴァーナイ(だから、彼の力を借りずに生きていくと誓った。彼らに迷惑をかけないように)

ヴァーナイ(グリムさん・・・・・・あんたは全てを赦した。暴魔たちや三悪夢、あのメアリィ・スーでさえ今やあなたの元で過ごしている)

ヴァーナイ(俺は、何をしている?恩を返すんじゃなかったのか?どうしてこんな小さな居酒屋で一人酒なんかしているんだ?)

ヴァーナイ(だが、俺になにができる。平和なこの世界では俺の力は役に立たない。日々を生きるだけで精いっぱいだ)

ヴァーナイ(これが、俺の限界なのだろうか。俺はこうして、何もできずにただ消費していくだけなのだろうか)

ヴァーナイ(わからない・・・俺は、何をしているんだ)

トリニクン「こんばんは!僕はたった一年半で造れるローストチキンのマスコットキャラクター、トリニクンだよ!また会ったねっ!ウサニクン!」

ヴァーナイ「俺はウサニクンじゃないって何度も言ってるだろ、トリニクン」

ハインリヒ「酒に溺れても足取りは軽やかに・・・・・・」

ヴァーナイ「ハインリヒもか。お前たちも飲みに来たのか?」

ハインリヒ「明日は休暇なのです。ならば酒屋で飲むのもまたよいでしょう」

トリニクン「僕は料理研究だよ!鶏肉の魅力を引き出して世界に鶏肉を広めないといけないからねっ!」

確かに、居酒屋の鶏肉料理はどれも箸が進むものだ

ヴァーナイ「・・・・・・グリムさん!?なんでここに!?」

ハインリヒ「旦那様、どうもこんばんは。奥様方は?」

ヘンゼル「今日は屋敷でかわいさコンテストをやってるんだ。だから僕たちはそこから逃げてきたの」

ヴァーナイ「確かに、それは逃げたくなる」

これも何かの縁だ、相席して飲んでもいいだろうか

トリニクン「こけーっ!僕はもちろんいいよ!」

ヴァーナイ「俺も別に」

ハインリヒ「どうぞ、旦那様の仰せの通りに」


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