トルカトラレルカ戦記〜ナチュラルクズ英雄の従者〜
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306: ◆QwZTpZcwPAgY[saga]
2021/06/09(水) 02:11:41.60 ID:KBJmQhCU0


 ――――ゼファーの腹から剣を引き抜き彼らは医務室に移動した。

 ――――フィアナもバツが悪そうだがついて行く。



▽王都・王城に隣接する訓練場/医務室
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

サリアーヴ
 「フィアナ、謝りなさい!」

フィアナ
 「・・・・ユリア、ーナ様を庇ってくれたとは知らなかった。
  お前にはやりすぎたと思う・・・すまない」

ゼファー
 「は、はい・・・」


 ――――騎士との仕合はああいうものだと思っていたゼファーは特に思う事もなかったので、
 ――――フィアナの謝罪を素直に受け入れるぐらいしかできない。
 

サリアーヴ
 「お姉様の事を置いておいてもああいう事はしちゃ駄目だよ。
  あの英雄は私も大っ嫌いだけど!」

ゼファー
 「面目ありません・・・」

リト
 「シャルクス様は街では人気ですけど」

サリアーヴ
 「アイツ、お姉様に会っていきなりおっぱい触ろうとしたんだからぁ!
  もぅすぐ、敵だ!って思ったー!」

フィアナ
 「サリア様、言葉遣いが・・・・」

サリアーヴ
 「ん、ちょっと興奮しちゃった。
  落ち着きます、オホン」


 ――――一つ咳払いし、サリアーヴは近くで控えていたメイナの所に駆けていく。


メイナ
 「あっ・・・」ペコリ!

サリアーヴ
 「メイナって言う娘だよね、私サリアーヴ。
  私と同い年だって聞いたの」

メイナ
 「じゅ、十四ですっ」

サリアーヴ
 「私も! だから仲良くしたいなって」

メイナ
 「そんな、私なんかが王女様と・・・」

サリアーヴ
 「仲良くしたい〜っ、ね、お願い。
  これから王城に良くいるんでしょう?
  あの中じゃお友達も中々作るとかできなくて・・・、駄目?」

メイナ
 「だ、駄目とか、では・・・っ、ないです・・・っ」

サリアーヴ
 「じゃーお友達!
  私、武芸を学んでて――――」

メイナ
 「は、はい、はいっ、私は弓を――――」


 ――――サリアーヴとメイナのやり取りにゼファーは昨夜の自分とユリアーナを傍から見ているようだと思った。



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