【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい7
↓ 1- 覧 板 20
124: ◆gEU9La026k[saga]
2021/06/24(木) 23:48:35.24 ID:gGAe45Iz0
セレスティア「お兄様とフリーデシルト様にそんな関係があっただなんて……」
フリーデシルト「あー、クリス君にも会えたら謝らないとなぁ……」
フリーデシルト「彼、本当に真面目というか……」ウーン…
フリーデシルト「うん、今の君みたいにちょっと色々悩み過ぎちゃう節があるからねぇ」
フリーデシルト「下手をすると、全然悪くないのに自分のせいで鉄国がーとか思っていそうで」
セレスティア「……お兄様なら、ありえるかもしれませんわね」ダラダラ
フリーデシルト「そうそう、セレスティア。君のことについても相談されたこともあったんだよね」
セレスティア「お、お兄様がそんなことまで!?///」
フリーデシルト「うん。妹が年々どこかおかしくなっていく。どうしたらいいんだろうって」
フリーデシルト「それに昔は自分で出歩いていたのに、その機会も減ってなんだか痩せてしまった気もするって」
フリーデシルト「妹は心を落ち着かせる薬湯の勉強をしているのに、私は何の解決策も思いつかなくて情けないって」
セレスティア「お兄様……」
フリーデシルト「僕も彼が困っているのをなんとかしたいとは思ったんだけどね……」
フリーデシルト「一番傍にいるお兄さんのクリス君で原因がわからなければ、離れた場所にいる僕にもわかるわけもなく」ガクリ
セレスティア「も、申し訳ありません。まさか、以前から私がフリーデシルト様の悩みの種にまでなっていたなど」オロオロ
フリーデシルト「いやいや、別にいいんだよ。解決はできなかったけど、彼との話の種の一つにはなっていたわけだし」
フリーデシルト「それに……」
フリーデシルト「君のその反応を見ていればわかるよ」
フリーデシルト「クリス君、そして君自身を悩ませていた『病』は治ったみたいだからね。いい報せじゃないか」
セレスティア「あの、その……」
フリーデシルト「……戦争を傍観していた、僕に殺意を持った。でも今は、それを僕に謝りに来ている」
フリーデシルト「僕に謝罪は必要ないよ。でも、君がその感情を持ったということはとても喜ばしいことだと思う」
フリーデシルト「過去の出来事は変えられないけど、僕らは今を生きているんだから。生きていれば、色々なことができる」
フリーデシルト「僕は悔いている人に死罰は与えない。それは最も楽な逃避でもあるしね」
フリーデシルト「だから、僕がもし君に今から罰を与えるなら……」
フリーデシルト「――これまでを悔い続けるよりも、前を見ること」
フリーデシルト「――これからのことを自分で考えて、自分で答えを出すんだ」
フリーデシルト「――誰かに与えられるんじゃなくて、自分でね」
セレスティア「―――っ、はい……!」ポロポロ…
フリーデシルト「あらら、泣かせるつもりはなかったんだけど……」オロオロ…
フリーデシルト「ジ、ジーク? こういう時ってどうしたらいいのかな?」
ジーク「……自分で考えて、自分で答えを出すのでは?」クスリ
フリーデシルト「手厳しいなぁ!」
……
――
1002Res/560.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20