【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい7
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142: ◆gEU9La026k[saga]
2021/06/25(金) 23:00:49.42 ID:7hdERDwp0
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セレスティア「ふっ、てい!」シュッ!
フリーデシルト「おっと」ヒラリ
セレスティア「くっ!」バッ!
フリーデシルト「よ!」タン!
セレスティア(あ、当たらない……!)
フリーデシルト「うんうん、僕も少しは勘が戻ってきつつあるかな?」
ジーク(……よく鍛えられている。本来の得物を使わずとも、体捌きが段違いだ)
ジーク(王と王妃が共に穏健派、争いから離れようとする思想でなければ……)
ジーク(さらに苛烈な強さになっていたのだろうか?)
セレスティア「う、打ちこむのではなかったのですか……!?」ハァハァ…
フリーデシルト「うん。僕はかわすだけだからね。頑張って当ててみよう!」
セレスティア「で、でもこれでは……」
フリーデシルト「……セレスティア、実戦で回避しかしてこない敵はいないよ」
セレスティア「!!」
フリーデシルト「僕らが倒した公国兵は、ひたすらに攻めの姿勢だった」
フリーデシルト「攻め続ければ、どこかで防御の綻びが出てくるかもしれない」
フリーデシルト「そうなれば、君の剣も当たるかもしれない」
フリーデシルト「でもその前に、君が先に敵の攻撃を受けて倒れるかもしれない」
フリーデシルト「鈍った僕じゃ、そこまで参考にならないかもしれないけど……」
フリーデシルト「一つ、教えよう。敵に動きを読まれちゃいけない。こっちが読むんだ」
セレスティア「動きを……?」シュッ!
フリーデシルト「そう。どれだけ威力の高い刺突も、直線的な動きは見切りやすい」ヒラリ
ジーク(……実戦経験の差が大きい。セレスティアの双剣は確かに手数に優れているが……)
ジーク(フリーデシルト王は最初から複数人を相手取る鍛錬をしているのだろう)
ジーク(一人の人間の両の手による攻撃であろうと、その動きを見切っている)
ジーク(そして見切りつつ、移動先が攻撃直後のセレスティアの防御不可能な位置)
ジーク(銃を持っていれば、今頃セレスティアは穴だらけにされてしまっているのだろうな……)
ジーク(セレスティアも、それは理解しているだろうが)
セレスティア「はぁ、はぁ……」
セレスティア(フリーデシルト様の動きが速いのは勿論だけれど……)
セレスティア(『力』を失ったこの身体が、こんなにも上手く動いてくれないだなんて……!)
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