【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい7
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143: ◆gEU9La026k[saga]
2021/06/25(金) 23:01:54.81 ID:7hdERDwp0
フリーデシルト「クリス君も武器は双剣だったけど、やっぱり兄妹ってことなのかな?」
フリーデシルト「でも、武器が同じだからって戦い方まで同じでいいというわけでもない」
フリーデシルト「クリス君は腕力が強い。斬撃は掠るだけでもかなりの威力になるだろう」
フリーデシルト「対して君は細身。どうしても腕力では劣ってしまうし武器の形状も違う」
フリーデシルト「細剣の利点は軽めなことと、一点に威力を集中できることだ」
セレスティア「……」フゥ、フゥ…
セレスティア(そう、昔の私は長時間戦うことが苦手だった)
セレスティア(それでもしっかり練習はしているのだと、認められたくて……)
セレスティア(時間をかけなくても済むように、すぐに相手を仕留められるような動きを……)
セレスティア(今の私のあの力に頼らない力量では、実戦で誰かを仕留めることはできない)
セレスティア(――でも、それでいい。私が為すべきことは、ジーク様達のお手伝い)
セレスティア(しっかりと、確実に当てに行くことが大切……!)ギュッ…
フリーデシルト「……!」タン…
セレスティア「そこ――っ!」ギュオ!
フリーデシルト「っと!」
バキィィィン!
セレスティア「……え?」
折れた木剣「……」ボロ…
フリーデシルト「ごめんごめん。ちょっと肝が冷えて思わず動いちゃった……」
セレスティア(あ、あの一瞬で私の剣を蹴りあげたというのですか……!?)
フリーデシルト「約束破っちゃったなぁ……怪我とかしてない?」
セレスティア「いえ、大丈夫です。……武器まで折られてしまっては、私の完敗ですわね」
ジーク「いや、最後の一撃は見事だったと思うぞ。フリーデシルト王も咄嗟に動いた程だからな」
フリーデシルト「うん。武器も鍛えられたものだったら蹴り折れてないだろうしね」
セレスティア「……ありがとうございました」ペコリ
フリーデシルト「いやいや、こちらこそ」
セレスティア(いい鍛錬にはなりましたが、課題も多いです……)
セレスティア(私がこれからすべきこと、目指すべき形は……)
……
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