12:名無しNIPPER[saga]
2021/07/05(月) 12:44:46.34 ID:/Pn3yxtLO
マリア・ヨークは小さな事務所に入っていった。
服装はいつもと同じ紺の修道服。
本来は清貧とされる格好だが、彼女のはちきれんばかりの胸とくびれた腰つきは、敬虔なシスターというには肉感過ぎた。
現に、相手側が用意してくれたタクシーの運転手も失礼とは分かっているようだが、マリアの胸をチラチラと見てしまっていた。
悲しいかな、男の欲情に逆らえない。
最早これは呪いだと自分に言い聞かせているが、まとわりつくような視線には参っていた。
「お待たせしました。マリアさん」
だからだろう。教会に何度か寄付をしてくれて、人手が欲しいと感謝の手紙で述べると代理の者もよこしてくれた青年は、マリアの胸に視線を送らなかったことで、かなり嬉しかった。
自分とさほど変わらない年頃の青年だが、一介の社長であるらしい。それとなく高いスーツに着られているのではなく、着こなしており、柔らかい物腰からも育ちの良さが感じられる。
自分の生い立ちを不幸とは思わないが、高校卒業後にシスターとなった身にはあまり接しない人種であり、どうしても胸が高まってしまう。
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