【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい8
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615: ◆gEU9La026k[saga]
2021/08/03(火) 23:11:41.91 ID:l7F4PKO00
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アルテミシア「ごめんなさい。情けない姿を見せてばかりで……」
ネーロ「いえ。私もアルテミシア様の立場であればきっと同じ反応をしたことでしょう」
ネーロ「ですが一つ、わからないことがあるのです」
ネーロ「私もかつてはエルクラッド様のお役にたとうと、多くの魔導書を読み漁りました」
ネーロ「その中で呪術の存在も知りましたが、あれは生まれ持った存在は外部からの解呪を受け付けないとあった筈です」
ネーロ「セレスティア様は一体……」
アルテミシア「……」
アルテミシア「……あなたの言う通り。セレスティアの呪いの力は生まれ持ったものだけどそうでもない特殊なもの……」
ネーロ「?」
アルテミシア「……公にしてはなりませんよ? もっとも、信じて貰えるとも思わないけれど」
ネーロ「……はい」ゴクリ…
アルテミシア「……」
アルテミシア「原因は、先程も述べた通り私。正妻のローレシア様の怒りを買ったのが、全ての始まりでした……」
アルテミシア「――生まれ持っての呪術の使い手。それはローレシア様です」
ネーロ「なっ……!? それでは、呪われた子は……!」
アルテミシア「……全て、知るのが遅すぎました。ローレシア様は……ローレシアは、あまりにも呪術の扱いに長けていたのです」
アルテミシア「周りに感づかせないことは勿論……私ではなく、胎内のセレスティアに毎日毎日直接呪術を刻み込むことさえも……」
ネーロ「……!!!」
アルテミシア「あの人からエルクラッドを奪ってしまった……私はその罪を受け入れる覚悟はできていました」
アルテミシア「しかし彼女は、私ではなくセレスティアを呪った……」
アルテミシア「あの人は、あの子の傍で常に周囲に極めて弱い呪術を使っていたようです……」
アルテミシア「それを、全てセレスティアの力なのだと広めて……やがてセレスティアは、呪われた子と呼ばれました」
ネーロ「そ、そんな横暴……! エルクラッド様がお認めになるわけがありませんっ!」
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