少女「覚めない悪夢にようこそ」
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63:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 20:06:22.97 ID:8Bqh101l0
訳の分からない問答をしながら、一人と一匹はやがて少し開けた場所に出た。
崖になっていて、なだらかな斜面の下の方……奥に白いドーム型の建物が見える。

「ここから一番近いシェルターはあそこだね」

以下略 AAS



64:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 20:07:19.07 ID:8Bqh101l0
アリスは何度も小さく頷いた。
裸足の足の裏は切れてしまい、そこからも血が流れている。

走り回ったことと恐怖で、体中が硬直していた。
足は悲鳴を上げている。
以下略 AAS



65:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 20:08:17.59 ID:8Bqh101l0


数時間も歩き、太陽が少し傾いた頃、アリスとラフィは白いドーム型の建物、その近くまでやっと到達した。
へたり込んだアリスに頬をこすりつけ、ラフィが言う。

以下略 AAS



66:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 20:08:56.32 ID:8Bqh101l0
「人間だ。良かった。助けを求めよう」

ラフィがそう言ってアリスを見上げる。

「残念だけど、僕は人間達には見えない。声も聞こえない。君が話をしてくれないかな」
以下略 AAS



67:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 20:09:42.45 ID:8Bqh101l0
そして硬直する。

……宇宙服みたいだ。

最初はそう思った。
以下略 AAS



68:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 20:10:48.72 ID:8Bqh101l0
「もう大丈夫だ。シェルターの中に避難するぞ!」

男性の声。
アリスはそこでやっと、張り詰めていた緊張がプツリと切れたように、一気に意識を失った。


69:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 20:11:40.98 ID:8Bqh101l0
◎作者より
外出しますので、一時更新を中断します。


70:名無しNIPPER[sage]
2021/07/19(月) 21:22:59.86 ID:XoSE8cTWo
たんおつ


71:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 21:48:08.26 ID:8Bqh101l0
◎作者より
帰宅したので、更新を再開します。


72:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 21:54:27.28 ID:8Bqh101l0


黒い雨が降っていた。
どこまでも続く黒い雲から、黒い雨が止めどなく流れ落ちてくる。

以下略 AAS



73:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 21:56:16.47 ID:8Bqh101l0
不思議なことに、彼の顔にはぐしゃぐしゃの金網を擦りつけたかのようなモザイクがかかっていた。
彼は、私達が立っている樹の下で、黒い雨粒を手で受けてから悲しそうな声で続けた。

「僕と、君のユートピアもこれでおしまいだ。アリス……残念だけど、物事にはすべからく終焉が訪れる」

以下略 AAS



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