76:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 21:59:05.52 ID:8Bqh101l0
呆然として顔を上げた私に、彼は断固とした口調で続けた。
「君も僕と同じになってはいけない。君はもともと、この世界の住人ではないんだ。いずれ目覚めなければいけない。ラビリンスだって永遠じゃない。いつかは壊れる時が来る」
「…………」
「エラーを吐き出した時に、気づくべきだったんだ。こんな世界は、こんな汚染はあってはならないことだって。でも……」
彼は手を上げて、私の頭を自分の胸に引き寄せた。
そして樹に背を預けて、呟くように言う。
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