【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
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198: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/01(水) 23:54:02.09 ID:1xohak540
マリリン「勿論、エルクラッドはネーロちゃんを庇ったみたい」

ネーロ「ですが、当時からエルクラッド様はお忙しい身でした」

ネーロ「私のことを大切に扱ってくださっても、いつも傍にいられるわけではありませんでした」

マリリン「そうなると当然、その隙を突く奴もいて……」

ネーロ「私はその時も、エルクラッド様の名の傘で守られてはいたのですが」

ネーロ「エルクラッド様に感づかれ無いような、陰湿な嫌がらせは相当な数あったと記憶しています」

リアローズ「そんな……」

マリリン「……それでも、ネーロちゃんは挫けなかったの」

マリリン「それに、エルクラッドに助けを求めもしなかったんだ」

ネーロ「これ以上エルクラッド様にご迷惑をおかけするわけにはいきませんでしたから」

ネーロ「嫌がらせも死ぬほどのものではありません。私は耐えて、自分を磨くことだけに注力しました」

ネーロ「取り柄の無い私でも、魔法の才はあるかもしれないということはわかっていましたから」

ネーロ「邪魔にならない、邪魔をされない秘密の場所で、鍛錬をするようになりました」



ネーロ「そんなある日……」

マリリン「私とネーロちゃんは、出会ったんだー♪」キュルン!



リアローズ「秘密の場所で鍛錬……もしかして……?」

マリリン「うん。マリリンちゃんも周りから変な目で見られていた頃、色々頑張っていたんだー♪」

マリリン「下積み時代って言えばいいかな?」

ネーロ「驚きました。先客がいたことにもですが……」

ネーロ「なんて、可愛らしい猫のような子なんだろうと……子供の身ながらに嫉妬を覚え」

ネーロ「そのあと性別が違うということを知らされて、さらに驚きました」

マリリン「でもネーロちゃんは驚いただけで、馬鹿になんてしてこなかったの」

ネーロ「出来る筈がありません。あの頃から、マリリンさんはあまりにも眩し過ぎましたから……」

マリリン「マリリンちゃんにとっても、あの頃のネーロちゃんは強烈な衝撃だったんだよぉ?」

マリリン「こんなに可愛い子が、こんなに努力を重ねているんだって驚いてね……」

マリリン「私はまだまだ甘いんだ、もっと頑張らなきゃって。そう思えたの」

ネーロ「いえ、周囲の言葉など一切気にせず自分の信じる道を迷わず進めるマリリンさんの方が……」

イアン(……『異物』と認識された者同士が、お互いの直向きさに感銘を受けたということか)


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