【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
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248: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/05(日) 22:51:34.13 ID:QSAnWGjd0
マリリン「……だから私は、他の将も嫌いだった」
マリリン「妖精ちゃんを殺すニイハオも、女の子を道具としてしか見ていないベルゲの奴も」
マリリン「ふざけた格好で、エルクラッドに心酔しているゼルガーの奴も」
マリリン「そして、努力を続けることもなく承認欲求だけ強くて祖国を裏切ったあの野良犬ジラワークもね」
ネーロ「っ……では、マリリンさんは……」
マリリン「うん。言ったじゃない。私は、あなたの為に将になったの」
マリリン「……結局、私のせいでそんな怪我までさせちゃったみたいだけど」
ネーロ「で、ですからこれはマリリンさんのせいではありません」
ネーロ「……どうして、私にそこまで優しくしてくださるのですか?」
マリリン「んー……ネーロちゃんがいい子で、頑張っているからかな?」
ネーロ「え?」
マリリン「私ってさ、こんなんでしょう? 元々は自分でも嫌っていた名前に身体……昔は不幸だって嘆いたものよ」
マリリン「でもある時私は、これこそが自分の武器なんだって気がつけた。勿論、すぐに周りからは認められなかったけど……」
マリリン「認めて貰えるように、色々頑張ってきたつもり。だからかな、必死に頑張っている人には共感を覚えちゃうの」
マリリン「ネーロちゃんは……言ったら悪いかもしれないけど、あまり恵まれた身体じゃなかったでしょう?」
ネーロ「そ、そうですね。自他共に認める、どうしようもない存在だったと思います」
マリリン「でも、それでも諦めていなかった。挫けないで、前を見て努力を続けていた可愛い女の子……」
マリリン「私が、そんな子を気に入らないわけがないでしょう♪」
ネーロ「ど、努力はしましたが、私のそれなどまだまだで……」
マリリン「それ。現状に満足しないで、まだ上を見ているのもいいよね♪」
マリリン「努力が足りなかったり上手くいかないことを人のせいにするようなジラワークとは大違い」
ネーロ「……あの人も、向上心はありましたけどね」
マリリン「誰かに認められたいっていうのはわかるけど、手段が間違っているしあまりにも排他的過ぎたのよあいつは」
マリリン「その点ネーロちゃんは、そういう態度はとっていなかったでしょう?」
ネーロ「とれるわけがないじゃないですか。転移魔法以外に何もできない私が……」
マリリン「自己評価が低いのも変わってないね。それでも必死に頑張るのは……」
ネーロ「はい」
ネーロ「――全ては、エルクラッド様の為です」
マリリン「……」
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