【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
↓ 1- 覧 板 20
260: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/05(日) 23:23:17.98 ID:QSAnWGjd0
ネーロ「……私も、とっくにわかってはいたんです」
ネーロ「あの頃のエルクラッド様と、今のエルクラッド様は違うって……」
マリリン「……」
ネーロ「……でも、エルクラッド様が私を救ってくださったことは間違いなくて」
ネーロ「公国の発展に力を尽くされることも、変わっていなくて」
ネーロ「公国の民も、エルクラッド様を支持していて……」
ネーロ「公国の発展はエルクラッド様の悲願。だから、私は……」
マリリン「気がついていても、エルクラッドの為に……?」
ネーロ「……」コクリ…
ネーロ「……」
マリリン「ネーロちゃん?」
ネーロ「私にとって、エルクラッド様は全てでした」
ネーロ「エルクラッド様の為なら、何をも捨て去ることができました」
ネーロ「……確かに、想い人の為に何もかもを捨てていたあのお姫様とは近しいものがあったのかもしれません」
ネーロ「そんな彼女が……あんな眼をしていることに、驚きました」
マリリン「セレスティア様は、リアローズ様とリーチェ様のおかげで、呪術を解かれたんだよ。その影響もあると思うな」
ネーロ「つまり、周りが見えていない状態のところを……外の誰かから手を差し伸べられたことで、救われたのですね?」
マリリン「んー、そうとも言えるかしら?」
ネーロ「ふふ……」クスリ
マリリン「ネーロちゃん、今……笑った?」
ネーロ「すみません。そこもなんだか、似てしまったのだと思うと……可笑しくて」
ネーロ「……エルクラッド様を……そう、盲信していた私にも差し伸べられた手はありました」
ネーロ「――それこそが、マリリンさん。あなたなんですよ?」
マリリン「え!?」
1002Res/580.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20