【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
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990: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/25(土) 22:10:54.89 ID:XnlUO3Ja0
――

……

【地下拠点・治療室】



ネーロ「……わかりません」

ネーロ「……私は、公国六将が一人です」

ネーロ「それだと言うのに……ジークさんも、カタリナ様も……私を庇って……」

イアン「……あの男、ニイハオが蘇ったというのは本当なのか?」

ネーロ「はい……」ブル…

ネーロ「……面影はありましたが、あれは動く死人……」

ネーロ「剥き出しになった眼球が、私を捉えて……っ」

ネーロ「助けなかった私を、恨むような視線で……! 恐ろしくて、私は……!」

イアン「……あの男は、討たれて然るべき存在であったと私は思う」

イアン「もし私が公国の将であったならば、自ら討ちにいったやもしれん」

イアン「公国のことを想うのであれば、君の選択も間違っていなかった筈だ」

ネーロ「……公国を想う……」

ネーロ「……イアンさん」

イアン「なんだろうか?」

ネーロ「……もし。もしあなたの主君であるフリーデシルト様が……」

ネーロ「何らかの理由をもって他国へ戦争を仕掛けたとしたら……どうしますか?」

イアン「全力で止めるだろうな。一応、陛下の御意思も確認はするが……」

ネーロ「……ですが、敬愛する主君の言葉なのですよ?」

イアン「……私は、陛下に忠誠を誓っている」

イアン「――だが、そのお言葉全てをただ肯定し続けることは絶対にしない。できないと言うべきか」

ネーロ「ど、どういう意味ですか……?」

イアン「……私如きには陛下の考えも動きも読めん。中には誰が聞いてもろくでもないことにしかならないような提案をなさることもある」

イアン「それにバレット王子が賛同した時など最悪だ。騎士団総出で止めに行く」

ネーロ「それほどまで……!?」

イアン「陛下が歩まれる道を、時にお守りし……時には正し、次の道を探す」

イアン「それが私達騎士団の存在意義だと、私は考えるよ」

ネーロ「……!」




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