【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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109: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/09/10(金) 23:14:44.89 ID:o3ZWFcr4o

今は、誰が担当しているのだろうか。

それさえ分からないけれど、水都は恐らく歌野のそばにいさせて貰えるのではないかと陽乃は目を細める。

たどり着ければの話だが、

歌野は諏訪から来たばかりの勇者。

まだなじみの薄い環境下で、

巫女とさえ切り離されるというのは精神的に辛いだろうと考慮してくれれば。

陽乃「だから無理よ。諦めて頂戴」

「そっかぁ……」

彼女は、残念そうに言いつつも、

その瞳はまだあきらめてはいないようだった。

「なら、この移動中が期限ってことだね……案外、吊り橋効果とか――」

陽乃「寝るわ」

「え、ちょっと――」

解放して貰えないならと、陽乃は会話を一方的に切り上げて目を瞑る。

眠気はないが、目を瞑っていればいつか、眠れるだろう。


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