【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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396: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/03(日) 15:00:10.41 ID:L+ZHCTvVo

陽乃の声掛けに応じて、外へと出てきた歌野にバスの近くを任せる。

道を塞ぐビルの残骸に向かった陽乃は、その壁面を軽く叩く。

雨ざらしになって、急加速的に風化したりした様子はなく、

まだ芯は残っているように感じる。

陽乃「す……っ!」

息を吸って、力強く残骸の一部をぶん殴ると

コンクリートの部分が砕け散って、芯となっていただろう破片が姿を現す。

陽乃「どう思う?」

九尾「馬鹿力じゃな」

陽乃「そうじゃなくて」

からかうように言う九尾を睨んで、服に着いたコンクリートの破片を払う。

九尾「ふむ……数日中と見て間違いなかろうな。崩れ方からして、何かが衝突したのじゃろう」

陽乃「なにか、ね」

崩れたビルが元々くっついていたであろう部分は、

何か、それなりの大きさの物が衝突した形跡が残っていた。

バーテックスの衝突の場合は、もっと大々的に崩れ落ちるため、

どちらかと言えばもう少し平たい、物質だろう。

陽乃「土居さんがやったのね」


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