【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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496: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/09(土) 22:08:25.25 ID:TLlJd/TGo

比較的、歳を重ねている男性達の言葉で、車内が静まる。

重荷を背負わせ過ぎないこと。

とても大事なことだ

何かが失われた時、

守れなかったからだと、負い目を感じてしまうかもしれない。

自分たちに余裕がなければ、

しっかりしてくれと、勇者様に不満を抱くかもしれない。

「あんな、年端もいかない女の子に委ねるにはあまりにも……ねぇ」

「でも、言っても……ダメな気がする」

「久遠さんなんて、自分のためにやってるの。なんて言うからね」

ついでに守ると言っていたけれど、だとしたら、昨日の時点で1号車は吹き飛んでいた。

頼られたくないからか。

そんなことを言うのに、守ってくれる。

酷い話だ。

「何かしたいなぁ……」

「無事に四国にたどり着いてから、何かできることがないか探すのはどうかな」

1人が、半ばあきらめたようにそんなことを口にする。

今できることがないから、安全な場所にたどり着いてからの恩返し。

先延ばしのようなその提案に、それはそれとして考えておこう。と、

多くの人が、悩みを抱えていた。


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