【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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512: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/10(日) 15:52:31.28 ID:0lBQTLRao
ひっ迫した様子の杏の案内に従ってバスを走らせること数分
滋賀県内にある高校へと、移動する。
本校舎は見る影もなく倒壊してしまっているけれど、
校舎から繋がっている道と体育館はまだ残っており、
杏はその体育館へと、みんなを誘導する。
杏「良くご無事で」
歌野「伊予島さんこそ……」
歌野はそこまで言って、はっとする。
歌野「土居さんは? 見回り?」
杏「タマっち先輩は、重傷で動けないんです」
杏の目が向けられた体育館の一角
かき集めただろうカーテンなどを敷いて作られた簡易なベッドがあり、
そこには、杏以上に傷だらけになっている球子が横たわっていた。
歌野「何が、あったの?」
杏「見たこともないバーテックスから奇襲を受けて……それで……っ」
一瞬だったと、杏は言う。
バーテックスが増えてきたことを警戒してルートを変えた後も、
結局、バーテックスの襲撃は絶えることなく続いて、
その最中に、どこからともなく放たれた一撃を球子が受けたのだと、杏は言う。
その反動で杏と球子はその場所から遠く弾き飛ばされたおかげで追撃を受けずに済んだものの、
暫く、身動きを取ることさえできなかったらしい。
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