【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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87: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/09/08(水) 23:37:27.46 ID:yepGYjRpo

√ 2018年 9月8日目 夜:移動A


夜、人工的な光がすべて失われた真っ暗な世界を、バスのライトが照らす。

みんなが寝静まるような時間になっても運転手を交代しただけでバスは走り続ける。

そうしなければ、一向に四国にたどり着かないし、

同じ場所に長く留まれば留まるほど、襲撃を受ける可能性が高まってきてしまうからだ。

陽乃「ねぇ、ちょっと……席は余ってるんだから移動したら?」

時折、がたりと揺れる静まり返ったバスの中に、陽乃の小さな声が漏れる。

すぐ隣にいる水都

そして、最初から隣の席だった女子高生の二人からは、首を横に振られてしまう。

わざわざ、補助席まで引っ張り出しての3人席

何が妥協なのか

本来は窓際だったはずの陽乃が真ん中で、その両隣を2人が陣取っている形だ

水都「目を離したら、どこか行きそうなので」

陽乃「この状況でどこに行くって言うのよ……」

「バスの屋根上とか」

陽乃「……」


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