【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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971: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/12/01(水) 23:08:23.95 ID:BqsGTQ+9o

以前、神社で全員に公表していたため、

そのうちの誰かから話を聞いたのか、それとも大社から直接言われたのか。

後者だったならきつく言われているだろうし、

普通なら警戒して接触してくることすらないはずなのに、

彼女は平然と接してきて、九尾の機嫌を損ねることを平気で口にしている。

陽乃が目までおかしくなっていなければ、九尾は美佳のすぐそばにいる。

監禁されていた際に女性1人を絞め殺そうとしたのを考えれば、

手を出していないのが奇跡といえるだろう。

陽乃「いたとして何か問題があるの? 許しを請われても、私はどうにもできないわよ」

美佳「……その力、他の勇者様にも扱うことは出来ないのかと思っただけです」

美佳は自分の身に危険が迫っている可能性があっても、

淡々とした声色で答えて、陽乃を見つめる。

陽乃が目を細めても、彼女は動じない。

本来は上であるひなたの立場を得られたことで慢心しているようにも感じられないし、

元から、どちらかと言えば冷めた性格なのかもしれない。


1、こう見えても病人だから、休ませてくれるかしら
2、貴女、私のこと嫌いでしょ
3、他の子には無理よ。まぁ、白鳥さんはどうにかできるけど
4、私がいない間、私の情報は探ったりしなかったの?


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