[咲-Saki-][安価]京太郎「マッサージ屋-KYO-、開店です!」咲「」[R18?]
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346: ◆1jhB/ltcIM[saga]
2021/10/25(月) 16:00:11.99 ID:JhgfoaOc0
「おーっほっほ、私(わたくし)が来ましてよ!」

「これは龍門渕オーナー、お久しぶりです」

龍門渕透華という人間は派手好きかつサプライズ大好きな人間性をしている。
だから、こんな風に唐突に表れようとも京太郎は達観した面持ちであきらめの感情とともに受け入れることができる。

「あら、そのような仰々しい扱いはしなくてもよろしくてよ。私たちは友人ではありませんの。智紀も衣もお世話になったと聞いていますわ」

そう、なぜか透華はハギヨシの知り合いという点をもって京太郎に対して好意的。
そこには京太郎が和と距離が近しく、『京太郎が和よりも自分を魅力的だと思えば自分の勝ち』などという謎の理論を胸の内に抱えているからでもある。

それは和と京太郎の関係が高校時代のまま変わっていないという認識のもとにあるからこその考え。

実のところ和は恋愛感情を高校時代から京太郎に寄せていたし、今は完全に京太郎の支配下に置かれる女性たちの一人としての立場に収まっている。
いつか選んでくれる日を夢見ていることは変わらなくても、もう京太郎からもらえる快楽なしには生きていけない依存者に堕ちたのが今の和だ。

透華はそんな爛れた関係を目の前の男が築いているなんて知らない。
あるいは知っていても財閥令嬢という立場から愛人持ちくらいはよくあることと受け入れるのだろうか。

「まずはどれくらい腕が上がったのか見せていただきますわ」

そう言って透華はその場で衣服をふぁさっと地面に落とす。

「てぇ!? 透華さんここ受付!」

「あら、私見られて困る裸体はしておりませんわ。京太郎さんも見たければ見てもよろしいのよ」

「着替えは更衣室ですから! もうちょっと恥じらって!」

むしろ恥ずかしがる京太郎の反応に透華はくすくすと笑う。意識させてやったなどとねじのとんだ考えしか持たない。
その気になった男の怖さというものから遠ざけられてきた弊害である。

「全身コースで始めます」

「ええ、よろしくってよ」

長い金髪をアップでまとめ邪魔にならないようにして、全身に普通のオイルをまぶしてゆっくりと丹念に体に溜まっている疲労を揉み解していく。
ふくらはぎ、腰、腿とゆっくりと体の内側に向かって警戒心を解きながら指を這わせていく。

「んふ、よくってよ。智紀と衣が絶賛したのもわかりますわ。一流になりましたのね」

一流というならばおそらく別の方向ではあるが一流だろう。透華の体から余計な力みが取れたところで別のオイルを継ぎ足し、全身にいきわたらせようと塗りこめる。

「ところで原村和とはどうですの? あなたがどうしてもというのでしたら、その、私が恋仲になってあげても」

透華の感情は親愛から淡い恋のそれに差し掛かり始めている。
だがそれを粉砕するのが京太郎の置かれた状況だ。


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