【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい10
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322: ◆gEU9La026k[saga]
2021/10/09(土) 23:09:36.43 ID:ELEH//ED0
ジーク「しかし、その才女も今は……」

アルテミシア「はい。彼女は既にこの世にはいません……」

リュノ「そんな完璧な人でも亡くなるって……やはり、病か何かでしょうか?」

アルテミシア「……」フルフル…

アルテミシア「……あなた達は、エルクラッドのことをどれほどご存じですか?」

一同「「え?」」

アルテミシア「……今のあの人は、世界に戦争を仕掛けた血も涙も無い冷血な男……そう映っていることでしょう」

ジーク「……ええ。今回の戦争が無ければ、ここにいる者達も……鉄国と森国、そして公国の者も傷つくことはなかった筈です」

ジーク「直接の指揮を取ったのが公国将だとしても、大公の責任は……」

アルテミシア「ええ、その通りです……」



アルテミシア「――ですが、全ての原因は私……ローレシアからエルクラッドを奪ってしまったことが発端なのです」



ジーク「……!」

クリス「……母上。かつての父は、あなたを愛されていた筈です」

クリス「そうでなければ、私もセレスティアも、そしてユリーカも存在しえない」

アルテミシア「……ええ。あの人は私なんかを愛してくれました。ローレシアと比べれば、全てが圧倒的に劣るこの私を」

アルテミシア「だからこそ、ローレシアはそれが我慢できなかった。私を追い詰め、妾の座からも蹴落とす為だけに……」

アルテミシア「セレスティアに、生まれながらの呪術を宿したのです……」

セレスティア「お母様……」

ユージーン「ん? ちょっと待ってくださいよ?」

ユージーン「正妻の嫉妬で姫様がーってのはまだわかりますけど……戦争には直結しませんよね?」

アルテミシア「……どこかで狂ってしまった道は、そのまま狂い続けてしまうこともあるのです」

アルテミシア「……そう、昔は良かった……」

アルテミシア「信じては貰えないかもしれませんが……かつてのエルクラッドは、とても心優しい人だったのですよ?」

マリリン「……それは、わかります。ネーロちゃんを、救ったわけですから……」

ネーロ「……」

アルテミシア「そう、あの頃の彼は優しく……そして、真っ当に公国の発展を考えていました」




アルテミシア「――尊敬する兄を補佐しながら、それを実現しようとしていたのです」



ジーク「尊敬する、兄……」




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