【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい10
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◆gEU9La026k
[saga]
2021/10/25(月) 22:59:07.17 ID:R54Tjzk+0
解放されたそれは見事なまでにそそり立っていた。
戦況が不安定であり、地下の避難拠点ともなれば娼館などといった場所も無い。
久しく己の性欲を処理していないイアンは――溜まっていた。
「これ、が……イアン様の……」
聖女が初めて見る男のイチモツを前にごくりと喉を鳴らせば、肉棒もまたぶるりと反応を示す。
無理もないだろう。ただの想像だけで勃起してしまう程だというのに……
今、現実に焦がれていた聖女が自分の股の間に身体を納めているのだ。
そして自分を、雄の象徴を興味深そうに見つめている。
下手をすれば、それだけでも射精してしまいそうなほどの興奮をイアンは覚えていた。
「ミナ……」
しかし、流石にそれはしない。びくびくと反応は示すが耐えてみせる。
それは鉄国の騎士として培ってきた忍耐力の賜物でもあるが……
その中に薄暗い欲も混ざっていることを、彼も自覚していた。
純粋なシスターであると信じてはいるが、絵を描いている時から……
いや、自惚れでなければそれ以前から……
自分は彼女から、少なくとも嫌われてはいないであろうと……そう思えていた。
そして危惧していた、浅ましい醜態を晒してしまっても、彼女は変わらずに自分を見てくれている。
これは、そういうことなのか。
そういうことならば、彼女は。
ミナが、自分に好意を持ってくれているのであれば。
このまま、見て終わるわけがない。
「あ……あつ、い……」
「っお……!」
そしてイアンの予想通り、ミナはそっとそこに触れた。
穢れ無きシスターには似つかわしくない、欲望の象徴。
そこにあの白くて小さい手が、確かに触れている。
「おっ……!」
「ご、ごめんなさいイアン様!?」
「っ、大丈夫、だ……」
それを自覚するだけで、イアンは堪らず声を漏らす。
何かを間違えてしまったのかとミナも慌てるが、なんでもないとそれを誤魔化す。
素直に君が触れてくれているだけで反応してしまうと言えれば、どれだけ楽だっただろう。
しかしそれはどこか情けなく、口にすることができなかった。
(ああ、ミナ……あのミナに、触れられている……)
教会を訪ねたあの日、ミナはやはり特別な存在なのだと確信に変わった。
あの教会の誰もがミナを大切にしており、彼女だけでも逃がそうとあの飛竜に立ち向かう程に。
誰もが認める穢れを知らない真っ白なシスター。それがミナだ。
そんな彼女が、まさに今穢れてしまおうとしている。
他ならぬ自分の手で。鉄の意志を貫ききれない愚かな騎士の手で。
悔やむべきなのだろう。止めるべきなのだろう。
しかしそれができない。
背徳。抗えない雄の本能。
制止の言葉の代わりに、脈打つ肉棒はさらにミナにその存在を主張する。
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