【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2021/12/27(月) 12:51:05.83 ID:dZ7wNPAV0
ウォルフは肩に噛みついているRATを口で咥えて地面に叩きつけると、前脚で踏みつけ逃げられなくする。
ラピスが呆然としている内に、ウォルフは吠えるように叫んだ。
ウォルフ「ぼくのラピスに.........なにをするんだぁぁぁあぁぁぁぁぁぁっ!!!」
RAT『ビギッ、[[chu]]、ピピピピピピピーッ』
バギャァッ!
そしてその頭を咥えると、一気にねじ切った。
その目は、いつものウォルフからは考えられないほど、怒りに満ちていた。
RAT『ピーッ.........ピ.........ガッ......[[BRE...AK...D...OW...N]]............』
ウォルフ「フーッ.........フーッ.........フーッ.........」
ウォルフの口からボトッとRATの頭が落ちた。
フェニ『ウォ.........ウォルフ......?』
ウォルフ「ん、あ.........? ああ、フェニ......やった、たおしたよ」
能力を完全に解除したフェニがウォルフに話しかけると、ウォルフはどこか上の空と言った様子で答えたのちに、ゆっくりと息を整えた。
ウォルフ「あ、ラピス、だいじょうぶかな」
フェニ『そっ、そうですわ、ラピス! ラピス、大丈夫ですの?!』
ラピス『い......いちおう......いたみは、ひいてきました......でも、私よりも......ウォルフさん、が......』
フェニ『えっ?』
フラフラしながらも立ち上がったラピスの言葉に、フェニはウォルフの方を見た。
何の問題も無くたっているように見えるが......
ウォルフ「............いたい」
ドサッ
フェニ『ウォルフゥ!?』
ウォルフの肩は黒く焦げでおり、そこからは煙が上がっていた。
ただフンを踏んだだけのラピスと比べて牙をモロに食らったのだ。
ただ身体が痺れるだけで済まないのは明白だった。
ラピス『あ、ああ......ウォルフさん、ウォルフさんっ......!』
フェニ『そんな、そんな......! は、はやく、キュウビさんの所に!』
ウォルフ「あああぁ.........いたいけど、生きてるよぉ.........」
ラピス『よ、よかった......! フェニさん、お願いします! 私はあとから、なるべく早く追いかけるので!』
フェニ『ええ、分かりましたわ! 飛びますわよ!』
ウォルフ「いてててててててててて」
そうして少なくないダメージを受けたウォルフは、迅速に寝床へと運ばれていった。
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