【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)
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268: ◆lFOXrxX/4g[saga]
2022/02/18(金) 01:18:18.82 ID:YW4cnLWp0
キノ「......ラピスも、おいしそうにのんでたね」

ウォルフ「.........っ...!?」

突然出たラピスの名に、ウォルフはハッとキノの顔をみる。

ウォルフ「......し、しってたの......?」

キノ「......うん。ウォルフが、ラピス、キュウビ、ミドカと、キモチイイことしたの。しってる」

ウォルフ「あ、えっと......」

その告白に、ウォルフは心臓をぎゅっと握られたような痛みを感じる。
今まで、ウォルフにとってみんなと「気持ちのいい事」をするのは普通だった。
そしてそれが他の誰にも気づかれないように隠蔽していたのも、普通だった。
それはある意味、本能のような物だった。
しかしこうしてキノに言われてみるとその事が突然、とてもいけないことのように思えてきたのだった。

ウォルフ「...............えっと......」

キノ「......ずっと、しってた」

ウォルフ「......いつから......?」

キノ「けっこうまえ」

ウォルフ「へ、へぇ............ご、ごめん、キノ......」

キノ「......なんで、ごめん?」

その言葉にさらにウォルフの頭はぐるぐると混乱する。
どうして自分は謝ったのか、どうして自分はキノに対して『罪悪感』を感じているのか。

ウォルフ「......ほかの子と、きもちいいことして......」

その罪悪感の正体は、ウォルフの本能の奥底にあった『浮気』への物だった。
キュウビが母乳を知っているように、ラピスが母を知っているように、世界樹の実から産まれた生物は経験したことの無い事を産まれつき『知識』として知っている事がある。
その点ウォルフは、性の周囲の知識を持っていたのだ。
産まれたばかりはまだ意識が覚醒しておらず活かせなかったが、その知識は一度性に目覚めてから存分に発揮されたのだった。
夜な夜な隠れるように睡姦をし、他のメンバーに気づかれないように隠蔽をしたのも、全てそういった知識に突き動かされていたからだった。

キノ「えっと......べつにキノ、おこってない」

ウォルフ「えっ?」

キノ「キノ、ウォルフにたべられかけて、ウォルフにたすけられた。だから、キノのいのち、からだ、ぜんぶ、ウォルフのもの。ウォルフがなにしても、キノ、いいの。もしいまここでウォルフにたべられても、キノ、いいよ」

ウォルフ「食べないよ......」

キノにとって、ウォルフは全てだった。
だから、例えウォルフが自分以外のメス(?)を抱こうが、愛の言葉を言おうが、許すもなにも無かったのだった。

キノ「......あ、でも、このまえは、ちょっと、かなしかったけど......」

ウォルフ「このまえって......たくさん、泣いてた時、だね......?」

キノ「うん。ずっと、ウォルフとはきもちいいことだけで、『すき』っていわれたこと、なかったから......それだけ、ちょっとかなしくて、たくさんないちゃった」

キノはその時の事を思い出して一瞬悲しそうな表情をしたが、すぐに元の幸せそうな微笑んだ表情に戻った。

ウォルフ「ラピスにすきっていってたのを、見てたんだね。あれは......ごめんね」

キノ「うん。でも、キノ、たくさんウォルフの『すき』、もらった。だから、それはもう、だいじょうぶ」

ウォルフ「よかった......」

そのウォルフの安堵の表情に、キノはくすくすと笑った。

キノ「えっと、はなし、もどすとね......ウォルフ、みんなときもちいいことしていいんだよ、っていいたかった。みんなも、きもちよさそうで、しあわせだった。だから、もっともっと、みんなときもちいいこと、していいとおもう」

ウォルフ「......ありがと。じゃあ、つぎはラピスといっしょにきもちよくなってみる?」

キノ「それ、いいかも。もしかしたら、もっときもちいい......?♡」

ウォルフ「わからないけど......ちょっとたのしみかなぁ......♡」

キノ「えへへへ......♡」

そうしてお互いの事をより深く理解しあったウォルフとキノは、もう一度まぐわってから、2人で仲良く証拠隠滅をした。
ウォルフがまだみんなにあけっぴろげに「きもちのいいこと」を打ち明けるには恥ずかしい、と言ったため、「きもちのいいこと」はもうしばらく秘密になることになったのだった。




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