【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2022/08/19(金) 12:06:24.36 ID:9NuVOgoC0
◆
「おうさま」
日の降り注ぐ、世界樹の頂の葉の上で、1匹の小さな魔獣がそう呟いて頭を垂れる。
周りにいる他の魔獣、聖獣、そして神獣すらもそれに続いて跪いた。
まっすぐに開かれた真ん中の空間を、それが往く。
1つ瞬けば魔獣が怯え、1つ息をすれば聖獣が息を飲み、1つ歩みを進めれば神獣が震えた。
陽炎のように揺らめく純白の毛、星のように煌く6本の碧き角、銀河のように全てを飲み込まんとするその瞳。
それは大きな狼だった。
それはゆっくりと舞台に上ると、そこにいる狐に口づけをした。
一瞬慌てた様子の狐だったが、しばらくされるがままそれを受け入れた。
口づけが終わると狐は頬を紅く染めながら咳払いをし、1本の苗木で編まれた冠を口に咥える。
そしてそれをゆっくりと狼の頭に乗せた。
狼は魔獣、聖獣、神獣たちの方を向くと、大気を揺るがし永い遠吠えをした。
その声に当てられて、バタバタと少なくない数の魔獣が倒れた。
「ぼくが、王だ」
最後に狼がそう宣言すると、再び大気を揺るがすような歓声があがった。
王は、狼は、その様子にニッコリと微笑んだ。
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