【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【6頁目】
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118: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/12/18(土) 22:01:12.82 ID:FiHhfiyBo
若葉は進化個体を含む数百を超えるバーテックスの軍勢を精霊の力を使ってものの数分で壊滅させると、
精霊の力をそのままに全速力で陽乃のもとへと駆け付ける。
若葉「……っ」
しかし、その数分で陽乃は酷いことになっていた。
辺り一面血の海というほどではないが、
陽乃の体からあふれ出ていただろう血溜まりが陽乃を中心に広がっており、
陽乃はピクリとも動かない。
若葉は慌てて近寄って、軽く体をゆすり声をかけたが、陽乃は反応しない。
呼吸さえ――
若葉「まずい……まずいっ……駄目だッそれだけは駄目だッ!」
陽乃は死んでしまったのか。
即時入院が必要なほど消耗していたにもかかわらず、
無理矢理に力を使ったのだから仕方がないのかもしれない。
けれど、だから容認できるというほど若葉は死を認められる心ではなかった。
若葉「死なないでくれ……っ!」
若葉は陽乃の体を抱き上げると、
負担をかけないように気を付けながら、急いで歌野の方へと向かう。
歌野なら傷を癒せると聞いていたし、
陽乃の状態はもう、戦闘後の医療班を待っていられる程の猶予を感じられなかったからだ
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