【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【6頁目】
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120: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/12/19(日) 00:10:50.52 ID:Xs7bkibVo
若葉「……これは」
歌野の周囲に草花が芽吹き、
すぐさま枯れて消え、もう一度芽吹いては枯れていく。
歌野の力を表すようなその光景は美しくも儚く、
その輝かしさとは裏腹に、陽乃の体はまるで治る気配がない。
九尾も姿を見せず、本当に救えるかもわからないままだ。
だが、それでも歌野は力を使い続ける。
歌野「お願い、治って……治って……治ってッ!」
歌野が力を借りてる宇迦之御魂大神様は、
食物の神ではあるものの、
それが持つ強い生命力ゆえ、回復特化の力を持っている
それでも治せないのはそれだけ陽乃の消耗が激しいか
治せないような状態にあるかだ
歌野「貴女は死んではいけないのよ……」
歌野は願い、祈り、その命を捧げる。
失った傍から戻る無限の命を使ったその力は
枯れるばかりだった草花を咲き誇らせるほどに溢れかえって。
――大輪の花が咲く。
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